社内レポート編♪第1回 『あっと驚く!生地裁断のヒ☆ミ☆ツ』

みなさん、こんにちは?

9月に入り、早くも半ばですね??
気候も朝や夜は少し涼しくなり、夏の終わりに寂しさを感じる今日この頃です
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しかし!2学期から実習を開始される学校様への教材のお届けで、STYLISHは目下大忙し
寂しさを感じている場合ではありません!

ところでお届けといえば、教材がどのようにして作られ、どうやって先生のお手元まで
届けられているか興味はないでしょうか???

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そこで前々回の「製作レポート編」に続き、先生にSTYLISHをより身近に感じていただくために、
カタログや教材だけでは伝えきれない裏側情報も、「社内レポート編」としてお伝えしていきます

さっそく今回は、生地裁断の全てを担っている「積層式自動裁断機」をご紹介します
この裁断機は文字通り自動で生地を裁断してくれるのですが、ただ切るだけではありません??
裁断したいデザイン通りに切ってくれるのです◎

そんなことができるのは、「CAM(キャム)」(Computer Aided manufacturing)というシステムを
搭載しているからなんです!・・と自慢されても何のことか分からないですよね(笑)

簡単に説明します??
まず裁断したいデザインデータをあらかじめ作成するのですが、
作成したものは設計用データであり、加工用のデータとは違うので、そのまま裁断機に入力しても使えません
そこで作成されたデータを加工用に変換する役割を果たすのが「CAM」なのです??

だから、このシステムを搭載しているSTYLISHの自動裁断機は、
様々なデザインのデータを読み込んで、その通りに裁断していくことができるんですね??

では、裁断の工程をわかりやすくご案内します?
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まずは、生地のセッティングから?
1枚1枚丁寧に専任スタッフが生地を重ねていきます???
多いときにはツイル生地を40枚重ねて切ることもあるんですよ??
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ここで重要なのが重ねた生地がずれないように固定すること!
そのために生地の上からビニールを覆いかぶせたあと、一気に空気を吸引!
すぐにビニール内は密閉状態になり生地がピタッと固定?
これで裁断時に生地がずれる心配がなくなるのです?
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そして生地がセットされたら、続いてデータをインプット!
ツイル、フリース、ナイロンと生地によって裁断のスピードを変える必要があるため、
あらかじめ設定している適した速度にここで調整されます??
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入力が完了すれば、さあいよいよクライマックスの裁断?
円盤型のカッターがすごいスピードで左へ右へと動きながら、
まるで生地にパターンが描かれているかのように正確に裁断していきます??????
機械が軽快に生地の上を走り、色々な形に生地が裁断されていく光景はおもしろいですよ?♪
子供なら食いつくように見入ってしまうかもしれないですね?
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よく先生から
「ノッチがあるから、縫い代を測る手間が省けて助かります」や
「型抜き裁断には驚きました!」というお声を聞きます

実はノッチを生地の正確な位置に刻んだり、生地をまるでプラモデルのように型抜きに
するのもこの裁断機だからこそできる業なんです??

プチ自慢ですが、CAMを搭載している裁断機で生地を裁断している縫製工場は国内はもとより
アジアでもかなり少ないそうです。生徒さんに良い縫製をしてもらうために、高精度に
裁断をした生地をお届けしたい思いからSTYLISHでは導入してます???

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先生に少しでも早く、良い教材を届けようと、本日もフル稼働で大活躍中?
今回のレポートを読んでくださった先生が教材をご覧になられたときに、
「この生地はあの機械で裁断されたんだな?」とほんの少しでも思ってくだされば嬉しいです?

今後、先生に興味を持ってもらえるような話題を色々と知恵を絞って
紹介していきますので、「社内レポート編」も楽しみにしていてくださいね?

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